海外在住者の中には、ビザの関係で現地では働けないけど、いざという時のために収入を確保しておきたい!と思っている方や、何らかの事情で海外から日本円を稼ぐ方法を模索中の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
奨学金返済を残してオーストラリアに移住した私も、何とかして海外で日本円を稼ぎたいと願う一人でした。
私の場合は現地での就労に制限はあれど、全く働けないわけではなかったので、オーストラリアで稼いだお金を日本に送金してもよかったのですが、そうなると送金手数料もかかるし、為替の影響もあったりするので、あまり頻繁にその手は使いたくないなぁ、と。
そう考えてオーストラリア在住でも日本円を稼げる仕事を探していた私は、完全在宅ワークが可能なテープ起こしという仕事にたどり着きます。
在宅ワークOKとはいえ、本当に海外在住でも大丈夫なのか?という不安があったのも事実ですが、結論からいうと、海外在住でもテープ起こしの仕事は問題なくできます!
そして、個人的には海外在住者にこそとてもおすすめの仕事なんです!
必須なのはネット環境とパソコン、日本の銀行口座
テープ起こしは、受注や音声の受け渡しから納品まで、すべてオンライン上で完結させることができる仕事なので、完全在宅ワークが可能です。
つまり、海外在住であってもインターネット環境とパソコンがあれば、全く問題なく仕事ができるというわけですね。
そのほかにヘッドホンはあると便利ですし、場合によっては「記者ハンドブック」もそろえる必要があるかもしれません。
また、報酬は日本円で日本国内の金融機関に振り込まれますので、当然日本の銀行口座が必要になります。
最近はネット銀行も普及してきており、取引や残高確認などの手続きをオンライン上で完結できるので、一つ口座を持っておくと便利でしょう。
募集要項をチェック!未経験・海外在住でもOKの求人を探そう!
テープ起こしは、タイピングがある程度早くて根気があれば、他に特別なスキルは特に必要ありません。
未経験だからと身構えてしまうよりも、開き直って仕事探しを始めましょう。
未経験OK
テープ起こしの求人は、実務経験者のみの募集もありますが、未経験者OKというものもたくさんあります。
私を拾ってくださったテープ起こし専門会社では、未経験の応募者には採用テストを実施し、合格者のみを採用していました。
採用テストは5分程度の音声を文字に起こして原稿を作成するもので、ルールや制限時間もあり大変緊張しましたが、テープ起こしという仕事がどんなものなのか簡単に知ることができました。
私が作成した原稿のフィードバックをもらうこともでき、とても勉強になりありがたかったです。
海外在住者OK
仕事探しに本腰を入れる前、テープ起こしはほとんどの求人で在宅ワークOKといえど、本当に海外在住者も同様に採用してもらえるのか、という不安が私にはありました。
海外在住だと、時差の問題があって連絡がスムーズにつきにくかったり、万が一契約書類を直接やり取りする必要がある場合、郵送だととても時間がかかります。
超絶アナログ人間だった私は、そういった問題を心配していたのですが、実際にはその心配は杞憂に終わりました。
海外在住者OKと明記してある求人も多数あり、仕事を探し始めたときはその事実にとても安堵したのを覚えています。
ただ、会社によっては日本国内在住者のみという条件を提示していることもあるので、求人に応募する際は注意が必要です。
海外在住者にテープ起こしの仕事がおすすめの理由
それではここから、テープ起こしがなぜ海外在住者におすすめなのか、私の経験をもとにお話していきます。
場所や時間を選ばず仕事ができるので、収入への不安がなくなる
私は現在オーストラリア在住ですが、保有しているのは一時滞在ビザのため、この先もずっとオーストラリアで生活するのか、日本に戻るのか、相方の母国に移住するのかはたまた全く別の国に行くのか、正直将来の見通しが立っていません。
引っ越しのたびに現地での職探しの心配をしなければならないというのは、本当に頭が痛いですよね。
これはテープ起こしに限ったことではありませんが、ネット環境とパソコンがあればどの国にいても変わらす仕事ができるリモートワークというのは、私のような海外在住者には大きな魅力だと思います。
これから海外移住を考えている人も、リモートワークを一つ軌道に乗せておくことで、収入への不安が減り、移住へのハードルも低くなるのではないでしょうか。
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現地の就労ビザや語学力、また特別なスキルがなくてもスタートできる
先ほども述べましたが、テープ起こしには特別なスキルは必要ありません。
長時間音声を繰り返し聞くための根気と、ある程度のタイピング速度と、決められたルール通りに原稿を作成することができれば、誰でも始めることができます。
日本から仕事を請け負う形になるので、現地の就労ビザは必要なく、もちろんやり取りも全て日本語です。
海外にいながらビザや言語の心配をせずに仕事ができるというのは、非常に魅力ですよね。
英語の文字起こしを依頼されれば、リスニングの勉強にもなる
テープ起こしの専門会社に登録していると、まれに英語でのインタビュー音声などの案件を依頼されることもあります。
その会社がどの言語のテープ起こしを扱っているかにもよりますが、英語に限らず日本語以外の言語が得意であったり、海外在住であったりすれば、外国語音声の案件を依頼される可能性は上がるでしょう。
私自身、オーストラリア在住で日常会話程度の英語であれば大丈夫だったことから、定期的に英語音声の文字起こしを依頼されることがありました。
私はビジネスレベルの英語は扱えないので不安はありましたが、案件の相談をいただいたときに、音声の冒頭部分を少し聞かせていただき、大丈夫そうか判断させてもらえました。
それでも知らない単語や言い回しなどがたくさん出てきたので、個人的には英語のリスニングの勉強にもなり、挑戦させてもらえたことにとても感謝しています。
テープ起こしが海外在住者におすすめの理由まとめ
テープ起こしが海外在住者におすすめの理由についてまとめると、下記のとおりです。
おすすめの理由
- 場所や時間を選ばず仕事ができるので、収入への不安がなくなる
- 現地の就労ビザや語学力、また特別なスキルがなくてもスタートできる
- 英語の文字起こしを依頼されれば、リスニングの勉強にも!
ネット環境とパソコンがあれば仕事をスタートできるというのも、大きな魅力ですよね。これらはすでに持っている人が多いと思いますので、仕事を始めるにあたって初期投資はほとんど必要ありません。
テープ起こしは、日本から遠く離れた異国の地で、スキルや初期投資だけでなく、ビザや言語の心配までも必要なしにスタートできる仕事です。
是非みなさんもチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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