ICLの手術を受けてから丸6年が経過した私ですが、日々「ICL治療を受ける!」と決断した当時の私を称賛しながらオーストラリアの地でストレスフリーに生活しています。
本当に、受けてよかった、ICL!!
メガネやコンタクトレンズにはトータルで15年以上お世話になってきましたが、それらの心配をする必要がない生活というのは、こんなに快適なのですね!
ということで今回は、術後丸6年経過した私が感じる、ICLのメリット・デメリットについてお話していきます。
>>>ICL手術とは?手術から6年経過した私の現状やおすすめの理由も!
メリット
まず私の経験から感じるICLのメリットは、下記の通り。
メリット
- 術後のリスクが少ない
- 強度近視や乱視など、幅広く対応可能
- 術後の近視への戻りが少ない
- 万が一のときは手術前の状態に戻すことが可能
それではひとつずつ詳しく紹介していきます。
術後のリスクが少ない
視力矯正治療としてはレーシックも非常に有名ですが、ICLはレーシックと違い角膜を削らないので、術後のリスクがレーシックと比べると少ないとされています。
レーシックでよく聞くのが、ドライアイリスク。
私の周りのレーシックを受けたという友人の中には、程度は様々ですが「以前よりドライアイになったと感じる」という人も何人かいます。中にはかなり頻繁に目薬をさしている人も。
私はICLの手術前に、医師から「ドライアイになるリスクは少ない」と説明されていましたが、実際に術後から6年経った今も、ドライアイだと感じたことはありません。
強度近視や乱視など幅広く対応可能
近視と乱視が強すぎたために医師から「レーシックは無理」と断られた経緯がある私としては、ここが一番の推しポイントです!
強度近視や乱視でも、また角膜が薄い方でも、それぞれに合った特殊なオーダーレンズを眼内に挿入するICLなら幅広く対応可能です。
施術に関して制約が少ないというのは、非常に嬉しいところですよね。
術後の近視への戻りが少ない
術後、近視への戻りのリスクが少ないということも、ICLの大きな魅力です。
私もここが不安だったので手術前に医師に質問してみたところ、私の年齢(当時30代前半)であれば、今後さらに視力が低下するリスクは若いときに比べて低く、さらにICLであれば治療後の視力も長く維持できるでしょう、とのことでした。
詳しくは分かりませんが、レーシックの場合は術後近視に戻る可能性がICLよりも少し高いそうです。
ちなみに私は術後6年経過した現在も、手術後の視力をキープできています。
万が一のときは手術前の状態に戻すことが可能
レーシックの場合は手術で角膜を削るので、一度手術を受けると元の状態に戻すことはできません。
しかしICLは、眼内コンタクトレンズと呼ばれるように眼内にレンズを挿入する治療法なので、万が一何かがあった場合、レンズを取り除いて元の状態に戻すことが可能です。
もし将来目の病気にかかったとしても、ICLの手術を受けたことによって治療の幅が狭まる、という心配がありません。
デメリット
それでは次は私がデメリットだと感じることについてお話します。
デメリット
- 自由診療のため、全額自己負担
- 稀に近くがぼやけて見えることがある
- 街灯や信号などのライトが以前よりまぶしく感じる
下ふたつに関しては、あくまでも「私の場合」ではありますが、詳しく説明していきますね。
自由診療のため全額自己負担
ICLやレーシックは自由診療なので、全額自己負担になります。
治療費は病院によって異なりますが、私がお世話になった病院だとレーシックが両目約25万円、ICLが両目で約50万円でした。
しかも、当時の支払い方法は現金一括払いのみだったので、かなりキツかったな・・・。
レーシックに比べてICLは治療費が倍近くとかなり高額になるのも、痛いところです。
稀に近くがぼやけることがある
私の場合、ひどく疲れている日や寝不足な日に、朝目が覚めた瞬間から近くがぼやけて見にくい、という症状が出ます。
遠くは普通に見えますし日常生活に問題はない程度ですが、スマホでメールをチェックしたり、PCで作業したりということには少しやりづらさを感じることも。
半日程度たつと徐々に見え方も元通りになり、近くがぼやけるという感覚もなくなります。
数か月に一回程度出るか出ないかの症状なので、これまであまり真剣に気にしたことはありませんが、次に帰国のタイミングでICLでお世話になった病院で相談してみようかなと思っています。
街灯や信号などのライトが以前よりまぶしく感じる
ICLの手術を受けて一番のデメリットだと私が感じるのは、街灯などのライトが手術前に比べてまぶしく感じるということです。
日常生活においては全く問題ではありませんが、車の運転をする際は少し注意深くなります。
特に雨が降っている日は、対向車のライトなどが道路に反射してかなりまぶしく、ストレスに感じてしまうこともしばしば。
とはいえ、日中の運転は全く問題ありませんし、夜の運転も慣れてしまえばそれほど苦ではありません。
ただ、日本にいるときはよく車の運転もしていましたが、現在は車も保有しておらず運転することはほぼないので、大きなデメリットではあるものの現在の生活において個人的には特に問題はありません。
ICL手術のメリット・デメリットまとめ
ICLの個人的なメリット・デメリットについて、再度簡単にまとめると下記の通りです。
メリット
- 術後のリスクが少ない
- 強度近視や乱視など、幅広く対応が可能
- 術後の近視への戻りが少ない
- 万が一のときは手術前の状態に戻すことが可能
デメリット
- 自由診療のため、全額自己負担
- 稀に近くがぼやけて見えることがある
- 街灯や信号などのライトが以前よりまぶしく感じる
上記は全て私の経験から私が感じたメリット・デメリットです。
特にデメリットであげた、近くがぼやける・ライトがまぶしく感じるなどの症状は、人によって違うと思いますし、またそれ以外の症状が出る人もいるかもしれません。
私は、担当医師から聞いたデメリットやリスクを考慮したとしても、受ける恩恵の方が大きい!と判断したのでICL治療に踏み切りました。
そして結果的に、やはりICLを受けて本当によかった!と感じています。
人によって術後の経過は違うでしょうし、またメリット・デメリットと感じる部分もみんながみんな同じとは限りません。
私は自身の経験から、視力矯正治療を考えている方にはICL治療をおすすめしますが、不安な方は、まずは担当医師の方と納得するまでしっかりと話をすることが大切です。
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ICL手術とは?手術から6年経過した私の現状やおすすめの理由も!
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