初めてのワーキングホリデーで海外渡航をする際、語学学校に行くべきかどうか、悩む人は多いのではないでしょうか。
英語圏へのワーホリに限らず、現地の言葉に自信がない人にとっては大きな問題です。
カナダ、オーストラリアの二カ国でワーホリを経験した私の結論は、語学学校は行くべき!
現地の語学力に自信がないならなおさらです。
今回は、私が『語学学校は行くべき』だと考える理由や、失敗しない学校選びのポイントなどをご紹介します。
この記事を読んでわかること
- 語学学校に行くべき理由
- 学校の探し方おすすめ
- 学校選びのポイント
そもそもワーホリとは?
ワーホリビザは、日本と協定で結ばれている国で、決められた一定期間の間生活することができる制度です。
主に18歳~30歳までの人が申請することができるビザで(国によって異なります)、期間は主に一年、条件によっては最大三年まで可能な国もあります。
現地滞在中、生活費を補うための就労も認められているため、就労にかなり制限のある一般的な学生ビザなどに比べると、ハードルはかなり下がります。
また、学生ビザとは違い、必ずしも学校へ行く必要はありません。
しかしながら、一定期間学校へ通うことも認められているため、語学学校へ通って必要な語学力を身に付けることも可能です。
語学学校へ行くべき理由
もしあなたが他国でのワーホリ経験者で、自分の語学力にある程度自信があるなら、必ずしも語学学校に行く必要はないでしょう。
しかしながら、学校へ通うことで得られるのは、語学力の向上だけではありません。
ここからは、ワーホリ渡航時に語学学校に通うべき理由を、私の経験から解説します。
理由1:語学力の向上
まずは語学学校に通うべき一番大きな理由から。
「語学力の向上が期待できる」というのは、説明するまでもありませんよね。
学校入学前にクラス決めのテストがあることがほとんどで、テストの結果によってそれぞれのレベルに割り振られます。
自分に合ったレベルで勉強をスタートできるので、授業についていけないかも?などの不安も和らぎますよね。
理由2:友達作りができる
語学力の向上以外の理由で大きなものは、「友達ができる」ということ。
来たばかりの土地で知り合いもいないとなると、現地で友達を作るのはなかなかハードルが高いです。
すぐに仕事を見つけることができれば、職場で友達もできるのでしょうが、語学に自信がないとなると、なかなかそうもいきません。
その点学校へ通えば、クラス内で友達ができたり、放課後のアクティビティに参加することで知り合いを増やせたりします。
せっかくの海外生活なので、友達をたくさん作って一緒に思い出作りを楽しめるといいですよね!
理由3:現地の情報を得ることができる
夜一人では歩かない方がいいような治安の悪い地域や、おすすめのカフェなど、生活に必要な細かな情報を、学校で仕入れることもできます。
入学初日のオリエンテーションで教えてくれたり、授業中の先生との会話の中でさらっと出てきたり。
また学校によりますが、日本語が話せるカウンセラーの方がいることもあるので、ビザのことや住まいの問題など、疑問に思ったことやトラブルについて相談することもできます。
理由4:放課後のアクティビティへの参加ができる
学校によっては、放課後にイベントやクラブ活動をしていたり、みんなで外に遊びに行くなどのアクティビティをやっていたりします。
私が通っていた学校では、週に何回か初心者でも楽しめるようなダンス教室を開催していたので、私も何度か参加したことがあります。
クラスの友達同士で遊びに行くのも楽しいですが、こういったイベント参加などでクラスメイト以外の生徒と仲良くなるチャンスがあるのも嬉しいですね。
理由5:仕事のための履歴書添削や面接の練習ができることも
求職活動用の履歴書を、カウンセラーの方や先生に添削してもらうこともできます。
カナダで通っていた語学学校では、日本人カウンセラーの方に履歴書の添削と面接の対策までしてもらいました。
オーストラリアで通っていた語学学校では、授業の中で仮の履歴書を作って、先生と面接のロールプレイング、なんてこともありましたね。
履歴書の書き方はネットで探せばいくらでもテンプレートが出てきますが、自分の経歴を英語でそこに当てはめるのには苦労するので、添削してもらえたのはとてもありがたかったです。
語学学校探しは、現地の無料留学エージェントを利用がおすすめ!
どのようにして語学学校を探すかですが、個人的には現地エージェントを利用して探す方法が一番おすすめです。
現地には留学エージェントが多くあり、相談に行くと無料で学校をいくつか紹介してもらえます。
そして、現地エージェントを利用する一番のメリットは、体験入学ができること!
実際の授業に参加することで、先生や生徒のやり取りなど授業の雰囲気を直接感じることができ、より自分に合った学校を選ぶことができます。
現地留学エージェントの有無は、国や地域によって違ってくるので、事前に自分が滞在するエリアのエージェントについてリサーチしておくと安心です。
エージェントによっては、ホームステイの手配などをしてくれるところもあるようです。
>>>【現地エージェント】カナダ&オーストラリアを経験した私が、魅力的なサポート内容について解説!
語学学校選びを失敗しないために
語学学校を選ぶうえで大切なのは、『自分がどんな環境下で、どんなスタイルで学びたいか』ということ。
まずは自分の希望を整理しておくことが必要です。
アットホームな小規模の学校か、バリエーション豊かな大規模な学校か。
学校やクラスに占める日本人生徒の割合は多てもOKか、より多国籍な学校希望か。
教科書やノートを使うペーパーベースの授業希望か、タブレットなどのデジタル機器を使っての授業に抵抗がないか。
街中にある学校か、郊外の学校か。
語学力に不安があるので日本人カウンセラー常駐の学校がいい!などなど。
数週間~数か月限定とはいえ、自分がどんな学生生活を送りたいのかを事前にしっかりイメージしておきましょう。
ワーホリで語学学校は行くべき!まとめ
語学学校に行くべき理由を簡単にまとめると、下記の通りです。
- 語学力の向上
- 友達ができる
- 現地の生活情報などを得られる
- 放課後のアクティビティに参加できる
- 履歴書添削や面接対策をしてもらえることも
私は初めてワーホリでカナダに渡航したとき、語学学校に約三か月通いました。
その間仲良くなったクラスメイトたちと、放課後カフェで一緒に課題に取り組んだり、観光を楽しんだりしながら、ワーホリ期間が終わるまでずっと仲良くしていたことを覚えています。
「これで何とか働ける!」と自分の英語力に自信がついたのも大きいですが、学校での出会いはその後の私のワーホリ生活の支えになりました。
個人的には主に上記の理由から、初めてのワーホリで海外渡航した際、語学学校には行くべきだと私は考えます。
初めてのワーホリで語学学校に行くべきか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください!