世界中で猛威を振るっている新型コロナウイルス。各国でワクチン接種が急がれていますが、ここオーストラリアでも、ワクチン接種率などのコロナ関連のニュースを毎日目にします。
オーストラリアでは、オーストラリア国民ではない人も、また永住権保持者でなくても、ワクチン接種を希望するすべての人が無料で接種できるようになっています。
そう、つまり一時滞在ビザ保持者である私たちも、もちろん無料でワクチンを接種できるのです。
そんな中、先日無事に2回目のワクチン接種を終えましたので、今回はワクチン接種の大まかな流れや、ワクチン接種後に私が感じた副反応などについて、お話していこうと思います。
ワクチン接種の流れ
私たちはファイザー製ワクチンを接種しました。2回接種する必要がありますが、1回目も2回目も予約から接種までの流れは同じでした。
オンライン予約
私たちの年齢がワクチン接種の対象になるとアナウンスがあってすぐの夜に、オンラインでワクチン接種の予約を試みました。最初にアカウントを作成して、相方と同時に予約画面に進みましたが、結構なスピードで予約が埋まっていっており、びっくり。
何としても予約をもぎ取る!という強い意志をもってして、何とか無事に1回目の接種をオンラインで予約し、予約完了のメールを受け取りました。
2回目の接種は、1回目接種から3~6週間後に行う必要があるとのことでしたので、1回目接種が完了した日の夜に、前回同様オンラインで約1か月後の予約を取りました。
接種当日に会場へ
1回目の予約が朝10時過ぎだった私たちは、混雑を予想してかなり早めに接種会場に到着しましたが、行列はなく、すぐに会場に入ることができました。
2回目は11時過ぎの予約でしたが、予約時間が1回目のときより1時間遅かったからか、会場外に長い行列ができており、入場までに約15分ほどかかりました。
1回目、2回目ともに、駐車場は少し混雑しているように見えました。
会場に入るとたくさんのイスが並んでいて、まずは最初のスクリーニング待ちのイスに案内されました。
スクリーニング
スクリーニングでは、アカウント作成時に登録した電話番号、名前、誕生日と住所などの個人情報を確認され、新型コロナウイルス罹患の有無やワクチンに関する私自身の簡単な質問に答えました。
スクリーニング完了後は、ワクチン接種待ちエリアのイスに案内され、しばらく待つことになります。
ワクチン接種
ワクチン接種するためのブースは全て半個室のような形で、流れはとてもスムーズでした。待合スペースのようなところでしばらく待ち、呼ばれたらブースに入りいよいよワクチン接種です。
ここでも電話番号、誕生日などの確認が行われ、その時点での体調も確認されました。
筋肉注射は久々だったので少し緊張していましたが、最初に少しチクッとしたくらいで、ほとんど痛みはなく、一安心。
私は右利きなので、1回目も2回目も左腕にワクチンを打ちました。
接種後は、起こり得る副反応に関する説明を受け、ブースを出た先にあるエリアで少なくとも15分間イスに座って待つように指示されました。
2回目接種のときは、ワクチン接種完了証明書の申請方法についての説明も簡単に受けました。
接種後
ブースを出るとすぐに経過観察のためのエリアがあり、そこで配布されている無料のジュースをいただきながら、15分間待ちました。しんどくなったりした場合はすぐに手を上げてね、と言われましたが、私たちは特に体調の変化もなかったので、15分経過後そのまま接種会場を後にすることに。
接種会場に到着してから、ワクチン接種が完了して会場を離れるまで、1回目は1時間弱、2回目は1時間半ほどでした。
ワクチン接種後の副反応【ファイザー】
それではここからは、私が感じたワクチンの副反応についてお話していきます。
相方も私とほぼ同じ副反応が出ましたが、少しだけ違いもありました。やはり副反応の出方は人それぞれなんですね。
【1回目】副反応
副反応に関する情報はいろいろ調べていましたが、自分にはどんな副反応が出るのか少し心配もしていました。
念のため接種当日と翌日は仕事を休みにしていましたが、副反応は軽いに越したことはありませんよね。
接種当日
ワクチン接種直後から腕がだるく、まるで激しい筋トレをした後のような感じでした。こんなに早く副反応が表れ始めるのか、と少し驚きました。
最初は痛みではなく、単にだるいな、という感じでしたが、家に帰りつく頃にはだるさに加え軽い痛みも感じ始めました。
ただ、痛みといっても患部に触れると少し痛い、という程度だったので、患部に触れるなどしなければ、特に何か痛みを感じることはありませんでしたね。
夕方から夜にかけて、ワクチン接種した左腕が重く感じるようになりました。肩より上に上げるのはかなり辛かったです。
寝るころには患部の痛みが少し増し、左側を向いて横になることは痛くてできませんでした。
接種翌日
左腕の重さと痛みは引き続き感じましたが、ぶつけたり腕を上げるなどしなければ、特に不便は感じませんでした。
その他体調の変化は特になく、腕の痛みや倦怠感なども夕方にかけて徐々にマシになっていきました。
相方はこれに加えて軽めの頭痛があったようです。
3日目
私も相方も、朝の起床時から腕の痛みも倦怠感も全て消え、通常通りの生活に戻りました。
【2回目】副反応
2回目のワクチン接種後は、1回目よりも強く副反応が出る可能性が高いと聞いていたのでとても緊張していましたが、1回目のときに感じた左腕の倦怠感や痛みも含めて、意外なことに当日の夜までは副反応らしきものは何も感じませんでした。
あれ、本当に今日ワクチン2回目接種したんだよね?とちょっと不安になるほど。笑
接種当日
1回目に感じた接種直後からの左腕のだるさなども一切感じず、元気に帰宅。
これは副反応かどうか怪しいところですが、私は帰宅後に強烈な眠気に襲われて珍しく昼寝をしました。
夜になってようやく、前回と同じように左腕に疲労感が表れ始めましたが、前回と比べるとかなりラクでした。
接種翌日
私は倦怠感を強く感じ、朝なかなか起き上がれませんでした。頭痛ではないのですが、頭が重く感じてものすごく疲れている感じ。
ただ、発熱などはなく、左腕の痛みや違和感なども前回ほどひどくありませんでした。
倦怠感などはお昼前にはなくなり、かなりラクになりました。
相方はこの日、朝のうちは元気にしていましたが、午後から少し寒気と熱っぽさを感じたようです。
3日目
1回目同様、副反応と思われる違和感は朝から全く感じることはなく、通常通りの生活に戻りました。
ファイザー製新型コロナウイルスワクチン接種まとめ
新型コロナウイルスのワクチン接種後、私が感じた副反応をまとめると以下の通りです。
1回目 | 2回目 | |
当日 | 接種直後から左腕に強めのだるさと痛み | 夜になって左腕に軽いだるさと痛み |
翌日 | 引き続き左腕のだるさと痛みを感じるが、夕方ごろから軽減 | 朝から強い倦怠感と、引き続き左腕に軽微のだるさと痛み |
3日目 | 全ての副反応と思われる違和感はなくなり、通常通りに | 全ての副反応と思われる違和感はなくなり、通常通りに |
寝込むことにはならなかったので、比較的軽めの副反応だったのかな、と思います。薬の服用も必要ありませんでした。よかった!
私の場合は、2回目接種後は倦怠感や軽い頭痛があったものの、それでも1回目よりは2回目の副反応の方がラクに感じましたね。
ワクチン接種自体も、会場でかなり待つことになるのかなあ、と予想していたので、大きな混雑もなくスムーズに進んでいったことは少し意外でした。
何はともあれ、無事に2回のワクチン接種が完了したので、一安心です!
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