西オーストラリア州パースからなら日帰りでも旅行可能なバッセルトン桟橋。
こちらは、有名なジブリ映画「千と千尋の神隠し」のモデルになったとも言われており、南半球では最長の1.8キロにも及ぶ木製の桟橋です。
私自身、ジブリファンであったことと、そして何より電車が好きだったことから、バッセルトン桟橋の話を聞いたときから、どうしても行きたい場所としてリストアップしていました。
過去に一度行ったことはあるのですが、景色はきれいでミニ列車も素敵で、機会があればぜひもう一度訪れたい場所です!
コロナ流行以降全く旅行に行けてない私が、今回は過去の思い出を懐かしみながら、バッセルトン桟橋についてご紹介します!
バッセルトン桟橋の楽しみ方
バッセルトン桟橋の楽しみ方は人それぞれ!桟橋を歩いていると、釣りを楽しんでいる人もちらほらいました。
景色を楽しむもよし、列車を楽しむもよし!水中水族館もあるので海の底の景色を眺めるのもよし。
楽しみ方は三者三様、各々思い思いの方法でバッセルトン桟橋を楽しみましょう!
※コロナ以降、現在はチケット予約必須、そして祝日は水中水族館及び列車の乗車チケットには10%の追加料金がかかるようです。
千と千尋の神隠しのモデルになったといわれる風景を楽しむ!
先ほども述べたように、こちらのバッセルトン桟橋は、ジブリ映画「千と千尋の神隠し」のモデルになったともいわれています。海の上を行く列車!あの風景です。
きれいな青い海の上を行く列車は(実際には桟橋の上を通るわけですが)、映画の中の銭婆のところに向かう列車のシーンを思い出させます。
桟橋も列車も雰囲気があり、それが周りの美しい景色と相まって、いつまでもその風景を見ていられるような気分になります。
ジブリファンでもそうでなくても、魅了されること間違いなし!
海の上を走るミニ列車に乗って楽しむ!
桟橋に敷かれた線路には列車が走っており、もちろんその列車に乗車することも可能です。
列車に乗らない場合は入場料が$4ですが、列車の乗車チケット込みのものだと大人一人$14となっています。(2021年8月現在)
私たちは予約せずにバッセルトン桟橋まで行き、現地でチケットを購入しましたが、列車は結構満席に近かったです。オンラインで予約できるようなので、週末やホリデーシーズンなど混雑が予想される場合は、事前に予約しておいた方がいいかもしれませんね。(現在はコロナの影響からか、予約は必須となっているようです)
列車はトロッコ列車のような感じになっており、風を感じることができて気持ち良かったです。特に夏場は最高ですね。前の席に座っていた乗客の方の帽子が飛ばされてしまっていたので、帽子着用の方は気を付けてくださいね!
桟橋をゆっくり歩いて周りの景色やクイズを楽しむ!
もちろん列車に乗らず歩いて桟橋の先端まで行くこともできます。歩いていると所々にクイズパネルを見つけることができるので、クイズに答えながらゆっくりと桟橋を進んでいくのも楽しいですよ。
日本の海とは全く違うインド洋の青くきれいな海は、見ていてとても癒されます。
運行中の列車とすれ違う際はシャッターチャンス!列車の赤と、海と空の青のコントラストがとてもきれいです。列車の邪魔にならないようにだけ気を付けてくださいね。
桟橋の先端で水中水族館を楽しむ!
バッセルトン桟橋の先端まで行くと小屋が建っており、そこから下の階へ降りることができるようになっています。
あいにく私たちが先端に到着したのは夕方だったので、下に降りることはできなかったのですが、どうやら水中水族館になっている様子。海の中をそのまま観察することができるようなので、時間が合えばぜひ降りてみたかったー!!
水中水族館ツアーのチケットは大人一人$34(2021年8月現在)で、これには列車の乗車チケットも込みとなっています。
バッセルトン桟橋へのアクセス
私たちはレンタカーを利用した、7日間のロードトリップの最初の目的地としてバッセルトン桟橋に立ち寄りました。豪雨の中の出発となってしまいましたが、何とかバッセルトンまで到着すると、まだギリギリ晴れ間が見えていて、きれいな景色を楽しむことができました。
バッセルトン桟橋へのアクセスは、私たちのように車を利用するか、もしくはバスの利用でも行けるようです。
バスで行く場合は、South West Coach Linesというバス運行会社を利用します。Webサイトからオンラインで予約できるようですね。一日に3本のバスが出ており、大人往復$126、片道だと$63となっています。(2021年8月現在)
私たちは車で3時間ほどかけてバッセルトンに到着しました。
私たちのサザンオーシャントリップについてはこちらの記事もどうぞ。
>>>【バレー・オブ・ザ・ジャイアンツ】ツリー・トップ・ウォークで空中散策気分を味わおう!
周辺の宿泊施設
バッセルトン桟橋周辺には宿泊施設も多くあるようでしたが、特に夏のハイシーズンは事前に予約しておくことをおすすめします。
というのも、先にも述べたように私たちはロードトリップ初日にバッセルトンに立ち寄り、バッセルトン周辺で一泊する予定だったのですが、テントもあるのでキャラバンパークでも、もしくはモーテルでも、どこかしら飛び入りで宿泊できるだろうと謎の自信に満ち溢れ、こともあろうに予約をしていなかったんです。
真夏の良い時期だったのですが、時期的にスクールホリデーと丸被りしていたこともあり、どこも予約がいっぱいで、全く宿が決まりませんでした。
焦った私たちは片っ端から宿泊施設に電話をかけまくり、日も暮れてきていよいよ車中泊しかないのか・・・と覚悟を決めかけた頃、1件キャンセルが出たとかで何とかモーテルに宿泊することができました。
旅行に行くときはほぼ毎回無計画な私の短所が、存分に発揮されてしまった瞬間でした。一緒に行った相方にめちゃくちゃ怒られました。笑
バッセルトン桟橋まとめ
私がバッセルトン桟橋に行ったのはコロナ前なので、調べてみると、当時とは状況や料金など変わっているようですね。
ただ、青く美しいインド洋も、映画「千と千尋の神隠し」を思わせる素敵な桟橋の風景も、それらは今も変わらずにそこにあります。
私は次にまたバッセルトン桟橋に行く機会があれば、その時こそは水中水族館にも足を踏み入れたいですね。バッセルトン桟橋から見るインド洋に沈む夕日も見てみたい!
意外なことに、バッセルトン桟橋を知らないという友達もちらほらいたのですが、個人的にはとてもおすすめの観光地です。パースからであれば日帰りも可能ですし、気軽に訪れてみてはいかがでしょうか。
マーガレットリバーからも近いので、パースからマーガレットリバーへ行く途中にフラッとバッセルトン桟橋に立ち寄ってみるのもアリ!
パース周辺の観光をされる際は、ぜひバッセルトン桟橋にも足を運んでみてくださいね!