世界中で新型コロナウイルスの流行が始まってから、すでに二年近く。
オーストラリア国内の中ではワクチン接種のペースが比較的ゆっくりだった西オーストラリア州ですが、この度、職種によってはワクチン接種が義務化されたりと少しずつ状況が変わってきています。
それに合わせて、私の周りでもワクチンの接種を急ぐ人が増えてきました。
ワクチンの接種自体はすでに終えていた私とパートナーですが、そういえばワクチン接種証明書の申請を先延ばしにしたまますっかり忘れていた!ということで、重い腰を上げてようやく接種証明書の取得を完了したのが先日。
そこで今回は、私たちのようなメディケアを持たない一時滞在ビザ保持者が、オーストラリアでどのようにしてコロナワクチン接種証明書を取得したのか、その方法について簡単にまとめました。
この記事は下記の方におすすめです
- オーストラリアで2回のワクチン接種完了
- メディケアを持ってないけど、コロナワクチン接種証明書の取得方法が知りたい
コロナワクチン接種証明書とは
コロナワクチン接種証明書とは、その名の通り「コロナワクチンの接種が完了しています」ということを公的に証明するための書類で、発行は無料です。
私たちは、ファイザー製ワクチンの二回目接種の際に、証明書発行の方法について簡単に説明を受けました。
海外渡航時の入国制限や自己隔離など、コロナ流行以降は各国で規制が厳しくなっていますが、ワクチン接種証明書を取得しておくことで、今後これらの制限が緩和される可能性もあるので、ワクチン接種が完了している方は、念のため早めに証明書を取得しておくとよいでしょう。
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メディケアなしでコロナワクチン接種証明書を取得する方法
二回目のワクチン接種時にワクチン接種会場で受けた説明によると、「メディケアを保有していないなら電話で証明書の発行を依頼する必要がある」と言われたのですが、実際にはオンラインで取得することが可能でした。
用意するもの
メディケアなしでコロナワクチン接種証明書を取得するにあたり、下記のどちらかの情報が必要になります。
必要書類
- パスポート&有効なビザ
- オーストラリアの運転免許証
また、取得はMy Govアカウントから行いますので、My Govアカウントが必要です。
過去にオーストラリアでタックスリターンなどを行ったことがある方は、My Govのアカウントをすでに保有していると思いますので、ログインしてワクチン接種証明書を取得できます。
My Govアカウントをまだお持ちでない方は、先にアカウントを作成してから下記取得ステップに進んでください。
取得ステップ
それではここからは取得方法について解説していきます。
といっても、全く難しくありませんので、ご安心を。
ステップ
- MyGovへログイン
- グローバルメニューの「service」をクリック
- 「Link a service」から「Individual Healthcare Identifiers service」をクリック
- 認証に必要な書類を選択(パスポート&有効なビザ情報か、オーストラリアの運転免許証)
- 各種個人情報を入力
- 「 View COVID-19 digital certificate (PDF)」をクリックし、証明書をダウンロード
以上で完了です!
メディケアなしでコロナワクチン接種証明書を取得する方法【オーストラリア】まとめ
オーストラリアで市民権・永住権を持たない一時滞在者が、コロナワクチンを2回接種後、どのようにワクチン証明書を取得したのかについてお話してきました。
再度、手順を簡単にまとめると、下記のとおりです。
コロナワクチン接種証明書の取得手順
- パスポート&有効なビザ、もしくはオーストラリアの運転免許証を用意
- My Govにログイン(My Govアカウントをまだ持ってない方はアカウント開設)
- My GovにIHI(Individual Healthcare Identifiers service)をリンクさせる
- 画面に従って必要な情報を入力
- 証明書をダウンロード
短時間で、しかも思いのほか簡単に取得することができ、安心しました。
これでいつでも海外旅行に行く準備は整ったので、あとはオーストラリアの国境が無制限で完全に開くのを待つばかり・・・。
私たちのような一時滞在ビザ保持者は、今の状態ではまだオーストラリア出国はできても、再入国ができないですからね。
早く日本に一時帰国できますよーに!
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