オーストラリアは南半球に位置しているため、
みなさんご存知の通り、季節も日本とは逆。
つまり、今現在のオーストラリアは冬。
寒いか、と言われると、正直日本ほどは寒くありません。
特に現在私が住んでいるパースは、冬でも日中の気温は比較的高くて、
日差しの中を歩くとぽかぽか。
朝晩はちょっと冷え込みますが、日本ほどの厚着をする必要は今のところないかな。
そしてそんな中、私、風邪をひきました。
それはもう見事にのどをやられ、声を失いました。
そんな私が、今回初めて新型コロナウイルス検査に行ったときのことをお話します。
検査に行くことになった経緯と流れ
前日の夕方くらいから、ちょっとのどに違和感を感じました。
熱も痛みもなく、特にしんどいとも感じなかったので、乾燥のせいかな?と思い、
その日は普段と同じように晩ご飯を食べて就寝。
そして翌朝、起きてみると全く声が出ないのであります。
まじか。
相変わらずのどに痛みはなく、熱もない。
新型コロナウイルス特有の症状や、その他の風邪の症状などもなかったのですが、
時期が時期だけに、大事を取って仕事は休み、
念のため新型コロナウイルス検査に行くことにしました。
最寄りの検査機関を検索、Uberで病院へ
「Perth, COVID, test」と入力して検索すると、
西オーストラリア州保健省の、
コロナウイルスの検査をしてくれる機関一覧が表示される、下記ページにたどり着きました。
https://www.healthywa.wa.gov.au/covidclinics
その中から最寄りのクリニックを探し、時間をチェック。
だいたいどこも朝8時からの受付だったので、すぐに準備して家を出ました。
マスクをしてUberに乗り込み、最寄りのクリニックへ。
7時50分ごろには到着し、入り口前に到着すると、
すでに4人の方が間隔を取りながら列を作っていました。
番号札を取り、順番が来るまで外で待機
8時を少し過ぎたころに、クリニック関係者の方が万全の防御のもと中から現れました。
手際よく看板や消毒、番号札が出る機械やイスなどを設置していきます。
建物入り口手前には電光掲示板が設置されており、
自分の番号札の番号がその掲示板に表示されるまでは、外で待機。
自分の番号が呼ばれるまでは、みなさん思い思いに過ごしていました。
話を聞いていると、どうやらその時点で体調を崩して検査を受けに来ていたのは私くらいで、
その他の人たちは数日前にメルボルンやシドニーなど、ほかの州から来たようでした。
みんな、搭乗していた飛行機の話で盛り上がっていました。
私は声が出ないのでみんなの会話にも参加できず。
ひとり設置されたイスに腰かけて、静かに私の番号が表示されるのを待っていました。
受付にて問診
10~15分ほど待って、いよいよ私の番。
中に入ると受付カウンターのようなところに案内され、
席に着くと私の個人情報や症状などを伝えました。
とは言え、声が出なかったので、運転免許証を提示して、
そこから名前や住所などは登録してもらいました。
電話番号や誕生日、国籍などは何とか口頭で伝えて、
全ての情報の入力が終わると私のラベルが作られました。
検査室に通され、検体採取
そしていよいよ個室へ。
ラベルに表示されている個人情報に間違いがないかダブルチェックをし、
匂いや味に変化はあるか聞かれ、その後検体の採取方法について簡単な説明を受けました。
熱を測った後、
長い綿棒のようなものを使い、のどの左右と両鼻から検体を採取して、終了。
検体採取当日を含め2日間は仕事は休むこと、
結果が出るまでに1日~2日かかること、
検査結果は、陰性であれば登録した電話番号あてにSMSで届くことなどを聞き、
あとは2日間の出勤停止となる証明書(職場提出用?)のようなものをその場で発行されて、クリニックを後にしました。
もし今日中に結果が出て、コロナではなかったら明日は出勤していいか聞きましたが、
どっちにしても2日間は出勤はしないで、と言われました。
はーい。
まあ声が出ないんじゃ、どっちにしても仕事できないしね・・・
クリニックを出てからは、どこに寄り道するでもなくUberで帰宅。
朝一番に行ったからか待ち時間もそんなになく、
クリニック滞在時間は待ち時間も含めてトータルでも30分ほどでした。
検査結果を受け取る
万が一にもコロナに感染していたらどうしよう、とその日は不安な一日を過ごしましたが、
検査結果は意外と早く、当日中、夜の20時半ごろにSMSに届きました。
「検査結果は陰性でした」
と書かれたメッセージを見たとき、ものすごく安心しました。
よかったーーー!!!
新型コロナウイルス検査の費用、予約について
いざ検査に行こうとなっても、不安なのはその費用ですよね。
また、予約が必要かどうかも気になるところ。
ご安心ください。
検査は無料でしたし、予約も必要ありませんでした。
検査機関を調べ、行って、番号札を取り、並んで待つだけ。
ありがたいですね。
私が行った検査機関付近には、
「COVID CLINICはこちら」のような大きな看板が何個か出ていたため、
Uber降車後も迷わずたどり着けました。
まとめ
結果的にコロナ検査は陰性でしたが、のどの調子が戻るまで念のため5日間ほど仕事は休みました。
私がメルボルンからパースに引っ越してきたときは、
タイミング的に自己隔離もコロナ検査も必要なかった時期だったので、今回が初めての検査でした。
検査結果を受け取るまでは不安もありましたが、何事もなくてよかったです。
何はともあれ、体調に異変を感じたときに、
誰でもすぐに検査を受けられる体制が整っているということは、
本当にありがたいことですよね。
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