現在オーストラリア滞在中の私ですが、
もちろん、合法的に滞在するためには、ビザが必要でして。
このビザ問題、一時的な滞在ビザを保有している限り、
この先もずーーーっと悩まされることとなります。
保有しているビザが切れるたびに、何かしらのビザに更新していかないといけませんからね。
現在私は、
Dependent Visaと言われるビザでオーストラリアに滞在しています。
いわゆる家族滞在ビザ、というものになるのですかね?
オーストラリアでは、結婚していないカップルでも、事実婚状態と認められれば配偶者とほぼ同等に扱ってもらえるので、ありがたいことです。
私はもともと、1年半の間、学生ビザでオーストラリアに滞在していましたが、
その学生ビザがそろそろ切れちゃうなー、という時。
相方の就労ビザに乗っかる予定でいたのですが、
当時、そのビザについて調べるのに結構苦労したのを覚えています。
そこで今回は、
私が取得した「Dependent Visa」について、
取得までのあれこれを忘備録として書いていきたいと思います!
※私が申請に奔走していたのは2019年5月です。ビザの正式名称などすでに忘れてしまっているので、覚えている範囲でふわっと流れを書いていきます。
私が申請すべきビザって何?
私がまず最初にぶち当たった壁。
それは、どのビザを申請すればいいのか、ということ。
パートナービザとは違うのか。
パートナービザに関しては、検索すると色々ヒットして、
情報収集もそれなりに自分でできそうだったのですが。
どうやら私が申請する必要があるのは、パートナービザ、ではないらしい。
というのも、私の相方はオーストラリア人ではないんですね。
そしてオーストラリアの永住権もまだ取得していない。
彼は、いわゆる「ワークビザ」でオーストラリアに滞在しており、
つまり彼のスポンサーは、彼の雇用主というわけです。
で、ますます混乱。
相方曰く、
私が申請するビザは、パートナービザよりはハードルは低いから、
自力で申請でもきっと大丈夫だよ、ですって。
えっ、そうなの?
でもね、自分で調べてても、情報がなかなか手に入らず・・・
英語で調べてても、よく分からず・・・
そろそろ申請準備を開始しなければ、手遅れになってしまう!
というときに、
本っ当に偶然、
学生ビザを延長した時にお世話になったエージェントさんからの、
定期的なお知らせメールの最後に、小さく案内が。
「パートナービザもろもろに関するセミナーを行います」と。
「現地のビザエージェントの方を講師としてお招きするので、
パートナービザに関して質問や不安などある方は是非!」と。
見つけちゃったんですね。
よく覚えてないけど、確かセミナーの当日だった気がする。
朝、偶然そのメールを確認して、速攻で電話&予約。
その日の午後、セミナーに参加。
という流れでさくっと、セミナーに参加してきました。
セミナーでの収穫!その名もDependent Visa!!
セミナーに参加して分かったこと。
全て英語だったので、私の英語力で理解できた範囲で、ですが。
まず、パートナービザ申請の大前提:
- パートナーの方がオーストラリア人、もしくはオーストラリアの永住権保有者
- その他条件もろもろ(忘れた)
そして、Dependent Visa申請の大前提:
- パートナーがオーストラリア人ではなく、かつ永住権保持者でもない
- パートナーが、いわゆるワークビザや学生ビザなど、合法的にオーストラリアに滞在するためのビザを保有している
- その他条件もろもろ(忘れた)
というようなことの説明が、わりと最初のほうでありました。
ふむふむ。Dependent Visaとは、
つまり家族滞在ビザ的な・・・?(個人的な解釈)
なるほど。
大事なことが分かりましたよ。
つまり私が申請すべきなのは、Dependent Visaのほうなんですね!!!
ありがとう!
それが分かっただけでも一歩前進!!!
その後のセミナーは、主にパートナービザに関する内容だったので、
全く覚えてません。
とりあえずセミナー終了後、講師の方ににじり寄り、
ビジネスカードをゲット!
「もし相談とかあれば、予約してくれたら話聞くよ!(有料やけど)」
とのこと。
ありがとうーーー!!!
申請時点での私の状況
さて、話は変わって。
Dependent Visa申請にもいろいろと条件があるのですが、
申請しようとしていた時点での私の状況はこちら。
- 相方は就労ビザ保有者で、オーストラリア国内で勤務
- 私は当時学生ビザで週3日学校通い
- その時点での交際期間は約1年半程度(うち遠恋約半年)
- 同居期間は約8か月程度(部屋の契約は共同名義)
- 銀行の共同口座は1年前に開設済。同棲開始後は家賃や光熱費、食費などをその口座から支払い(光熱費の契約なども可能なものは全て共同名義)
- Relationship Registration登録はまだ(しておこうという話は出たが、忘れ去られた)
- 両家の家族にはまだ一度も会ったことなし
ざっくりとこんな感じ。
んーーー、
なんかパートナービザの場合だと、
申請時点で12カ月以上の同居期間がほぼ必須、みたいになってるけど・・・
うちら、全然足らんけど、大丈夫かな?
Dependent Visaだと大丈夫なんかな??
などなど、少々の不安もありつつ・・・
とりあえず、相方を説得してビザエージェントを予約。
予約いっぱいで1カ月以上先になってしまいましたが、
何とか予約も無事に取れました。
いざ!Dependent Visa申請の時!
ここからは、具体的にビザ申請の流れをご紹介します。
(あくまでも私の場合ですが)
自力で申請するか、エージェントに頼るか
まずはここなのですが。
結論から言えば、おそらく自力で申請でも大丈夫ではないかと思います。
できないことはない、かと。
むしろ、パートナービザに比べると、
そこまでハードな感じはしませんでした。(パートナービザ申請したことないけど)
だがしかし、
私たちは、ビザエージェントにまるっとお願いしましたよ。
- 相方の仕事が忙しく、彼が私のビザ取得のヘルプに回せる時間がなかなか取れないこと
- 私の英語力の不安
- 今後永住権申請も視野に入れているため、その際も引き続きお願いすればエージェント手数料が少し割引になること
などの理由からです。
なのでお金はそれなりにかかりました。
エージェント手数料と、申請料と、合わせて約$5500くらい・・・
だったかな?(あやふや)
申請料は、
どうやら相方のビザの種類等によって変わってくるようです。
余談ですが、ビザエージェントに相談に行ったときに、
「今後永住権を申請予定なら、なぜ今回Dependent Visaをはさむの?一気に永住権を申請すれば、その分Dependent Visa分の費用を抑えられるのに」
と聞かれました。
確かにそれもそうだ、となったのですが、
その時点で、私の学生ビザが切れるまで1カ月ちょっとしかなかったんですね。
その期間で永住権申請の準備を進めるのは、頑張れば可能ではあったのですが、
相方のスケジュール的に超絶ハードになる、ということで、諦めました。
必要書類と申請の流れ
相談に伺ったビザエージェントに、そのままお願いすることが決まり、
次は必要書類の収集・・・
ここが一番ハードな局面です。
ちなみに作成した書類等は、全てエージェント経由でアップロードされるので、
提出は全てエージェントにします。
最初に提出した書類
- エージェントとの契約書
- 私と相方のプロフィールやら経歴やらの書類
- そしてもちろんエージェント手数料の支払い
この、プロフィールやら経歴やらの書類がなかなか曲者で。
自身のプロフィールから家族構成、過去の海外旅行の記録や勤務履歴。
自力で申請するにしても、どっちにしろ入力ページで同じことを入力することになるんだろうけど。
それにしても、こんなことまで!?というようなことまで記入、記入・・・
でもよく考えたら、
学生ビザを申請するときにも、
同じようなことを記入してるんですけどね。
とりあえず、一晩かけてこの書類を終わらせてエージェントに提出。
相方が用意した書類
- オーストラリアの運転免許証のコピー
- パスポートのコピー
- 現在保持しているビザの発給通知書のコピー
- 雇用主との契約書のコピー
- つむつむのスポンサーになってあげてもいいよ、という雇用主からのお手紙
最後の雇用主からのお手紙ですが、
これは、私がDependent Visaを申請すると、
私のスポンサーは、相方と同じ彼の雇用主になるんですね。
なので、そもそもそこがスポンサーOKしてくれないと、私のビザはおりない、という。。
私たちの場合は、
相方が職場の人事かどこかに連絡して、
しばらくするとすぐに許可のお手紙とともに返事を頂けました。
びっくりするくらい早かったのを覚えています。
他の雇用主さんのところはどうなのか分かりませんが・・・
私が用意した書類
- オーストラリアの運転免許証のコピー
- パスポートのコピー
- パスポートサイズの写真
- オーストラリアの銀行カードのコピー
- オーストラリアの無犯罪証明書
- カナダの無犯罪証明書
- 日本の無犯罪証明書
カナダの無犯罪証明書に関しては、以前の記事にも書いたのですが、
過去10年間?で1年以上?滞在していた国の無犯罪証明書を提出する必要があったためで、
特にどの国にも滞在したりしてないよ~という方は必要ありません。
逆に言えば、
過去にワーホリや留学などでいろんな国に長期で滞在していた方は、
それらの国の無犯罪証明書をそれぞれ集める必要があり、
ちょっと骨の折れる作業になるかもしれません。
カナダの無犯罪証明書取得に関してご興味のある方は、下記記事をご覧ください!
>>>【カナダRCMP無犯罪証明書】私がオーストラリアで取得した方法を紹介!
2人で一緒に用意した書類
さらに、私たちのリレーションシップは本物です!!
ということを証明するための書類がこちら:
- それぞれのオーストラリアの運転免許証
- 銀行の共同口座の利用履歴のコピー(開設当初からのもの)
- 健康保険の証明書
- アパートの契約書(共同名義)
- 光熱費の請求書(2人の名前があるもの)
- 通話記録
- 遠恋時、お互いを訪ねたときの航空券のコピー
- 一緒に旅行に行った際の、レンタカーの契約書や宿泊したホテルの明細(共同名義)
- Facebookの交際ステータス更新時のスクショ
- 写真をエクセルで表にまとめたもの(2人で写っている写真の他、友達や家族と一緒に写っている写真があればなお良し)
- 遠恋時にお互いに送りあったラブレターのコピー
- お互いの家族や友達から来た、私たち2人宛ての手紙の封筒のコピー
- 2人の出会いから今までの歴史を赤裸々にまとめた手紙(どうやって出会い、どのように愛を深め、今後どうしていきたいか、など)
以上が、私たちがエージェントに用意した書類です。
中には必要ないものもあったかもしれませんが。
あくまで私たちの場合、です。
状況によってはもっと必要だったり、こんなに必要なかったりするのかもしれません。
日本の無犯罪証明書について
さて、私が用意した書類の中に、日本の無犯罪証明書がありましたが。
これが、分かってはいたけど時間がかかるかかる。
オーストラリアとカナダの無犯罪証明書は、
実質2~4週間程度で原本が届いたと思うのですが。
日本の無犯罪証明書は、
申請してから(指紋採取してから)、当時2か月ほど待ちました。
指紋採取の予約だって、すぐには取れなかったですし。
ただ、日本の無犯罪証明書は届き次第アップロードします、ということにして、
「日本の無犯罪証明書は現在申請中ですよー」という証明書のコピーをつけて、
ビザの申請自体は無犯罪証明書が届く前にしてしまいました。
ついにDependent Visa取得!
5月末にDependent Visaの申請をしてから、
待てど暮らせどやってこない日本の無犯罪証明書。(分かってはいたけど)
その間、エージェントからは、
「まだ来ないの?こんなに時間がかかるなんて!」
と催促の連絡も頂いていたので、
ちょっと焦り始めていた矢先・・・
満を持して日本の無犯罪証明書をゲット!
本当に良かったーーー!!!
そして、
日本の無犯罪証明書をエージェントに提出し、アップロードしてもらってからは、
ものの3営業日くらいでさくっとDependent Visa発給通知が届きました。
日本の無犯罪証明書待ちだったとはいえ、提出してからは早っ!!!!!
とびっくりしたのを覚えています。
まとめ
ワーホリビザ、学生ビザ以外のビザを初めて取得ということで、
当時は情報収集にかなり時間を使いました。
ビザエージェントの予約もすぐに空きがなかったり、
日本の無犯罪証明書も到着に時間がかかったり・・・
無事にビザが発給されるまではヤキモキしましたが、
とにかく、何とか無事にビザが発給されてよかった!!
と当時は胸をなでおろしました。
まあ、結構ギリギリのタイミングまで放置していた私が悪いのですが。
ビザ関係はやはり期間に余裕をもって始めるに越したことはありませんね・・・
私たちは今回エージェントにお願いしましたが、
結果的にストレスも減り、良かったなーと思っています。
エージェントの対応もとても丁寧でしたし。
その分お金は余分にかかりましたが、それはそれ。