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語学留学にかかる費用は一年でどれくらい?【オーストラリア】

留学を考えるにあたって、一番気になるのは費用のこと。少なくとも私はそうでした。

特に貯金が苦手な私にとって、学費やビザ申請にかかる費用などは頭の痛い問題でした。学生ビザを検討していた当時は学費などの相場も全く知らなかったので、ネットで情報を漁ったあげく予想より高額な留学費用の試算に腰を抜かし・・・。

そんな私が、何とか語学留学という名目で無事オーストラリアに戻ってきた当時のことや、実際にかかった費用についてお話しします。

私が学生ビザ取得を決めるまで

オーストラリアでのワーホリの終わりが近づき、日本への帰国が迫っていた当時、どうしても日本での社会復帰に自信が持てなかった私は、何とかしてオーストラリアに残る方法はないか考えていました。それだけオーストラリアでのゆったりとした生活に魅了され、それと同時にこの先何十年も日本で働く自分の将来を想像してげんなりしてしまっていました。

正直、私が学生ビザを取得しオーストラリアに戻ってきた理由はこれだけです。もうしばらく自由でストレスフリーな生活を手放したくなかった。

ただ、その当時の年齢はすでに32歳。セカンドワーホリには遅すぎるし、そうなると残された道は学生ビザを取得するということのみでした。

特に目標があったわけではありませんが、とりあえず現地留学エージェントに駆け込み、そして学生ビザや学校について話を聞きました。専門学校へ行くには英語力が圧倒的に足りなかったので、まずは語学力を上げるために語学学校に通うことになり、善は急げと申し込んだ2校の体験入学に参加。

体験入学を急いだ理由としては、その時点で帰国日まであまり時間がなかったことと、どうしても学校選びは帰国前に終わらせておきたかったからです。というのも、仮に日本に帰国して働き始めた場合、性格的に多分もう二度とオーストラリアに戻ってくることはないな・・・と思ったから。日本への一時帰国は仕方ないにしても、間を開けずにオーストラリアに戻ってきたかったのです。

何としても、オーストラリアに戻って来ざるを得ない状況を作っておきたかった。

そんなこんなで体験入学後、気に入った学校への進学を決め、日本に帰国後すぐに手続きを開始しました。

>>>【ワーホリ・留学】カナダ&オーストラリアを経験した私が思う、現地エージェントの魅力!

かかった合計費用は?

項目費用
学費(約1年)約80万円
学生保険(約1年)約5万円
学生ビザ申請費用約4万5000円
合計約89万5000円

上記は実際にオーストラリアドルでかかった費用を、現在の為替でざっくり日本円に直した概算です。(2021年7月現在)
ちなみに、現在は同じコースでも少し学費が値上がりしているようです。

期間は約1年としていますが、実際は26週間のコースを2つ申し込んだので、学校に通ったのはトータル52週間、ホリデーなども含めると期間は1年を少し超えます。学生ビザの申請費用は、当時$560でした。

この他に日本ーオーストラリア間の航空券代と、もちろん家賃や生活費がかかります。

私はワーホリ時代に滞在していたシェアハウスが運よくそのまま空いていたので、数か月後に学生ビザで戻ってきたときにそのまま入居させてもらうことができました。これでシェアハウスを探す間の余計なホテル代など払わなくてすんだーー!ラッキーでした。

支払い方法は?

合計約90万円にも上る費用を、貯金の苦手な私がどうやって支払ったのか。

オーストラリアでは質素な生活を送っていた私は、ワーホリを終えた時点で約50万円ちょっとの貯金がありました。私はどちらかというとゆったり働いていたので、週5日などで1年間バリバリ仕事を頑張っていた人やファームで働いていた人ならもっと貯金できているのではないでしょうか・・・。

貯金50万円って、全然足りてないじゃん!て思うでしょ?お察しの通り、全然足りなかったんですよ・・・。

そんな私がなぜ無事に支払いを終えることができたかというと、私が行った学校は、学費の支払いが分割払いOKだったから。

なんと、学費は3回に分けて納めるということだったんです!!分割払いなんてそんなこと全然知らなかったので、最初に聞いたときは天にも昇る気持ちでした。助かったーーー!!って。

なので、最初に支払ったのは、学生ビザ申請費用と、学生保険料、そして学費は入学金・教科書代と、最初のコース26週分の約三分の一の学費。つまり、

約5万円約4.5万円約12万円約21.5万円
(学生保険料)(学生ビザ申請料)(学費の一部)
2021年7月現在の為替で計算

上記がオーストラリアに戻ってくる前に支払ったおおよその金額です。

その後学校開始までに2回目の学費支払いが約15万円あり、さらにその一か月後に3回目の支払いが約15万円。これで最初の半年のコースの支払いが終了。

ふたつめのコースの支払いは、さらにその5か月後くらいからまた3回に分けてありました。

学校申し込み時に学費の支払い計画というか、何日までにいくら支払うという内容まであらかじめすべて決められていたので、支払い締め切りに間に合うように貯金して支払って・・・という感じで、何とか1年間の学生生活を乗り切りました。

最初の半年も残りの半年も、お金は常に結構ギリギリでしたけどね。オーストラリアに戻ってきてすぐに仕事を探して・・・と、ワーホリのときとは違い、勉強に仕事に結構忙しくしていました。

学費の支払い方法については、学校によって異なると思うので、各自確認してみることをおすすめします。

まとめ

今回は私の語学留学にかかった費用についてお話してきました。私は語学学校だけだったのでこの金額ですが、もちろん学校によって学費は変わってきますし、その後専門学校や大学への進学も考えているならもっと学費はかかります。

ちなみに語学学校は、Intermediateコースと、Upper-Intermediateコースを修了しました。

もちろん留学する際は資金に余裕をもって計画を立てるに越したことはありませんが、私のようにギリギリでも何とかなる場合もあるよ・・・というお話でした!

ただ、学生ビザ申請時に、まれに十分な資金がある証明(銀行の残高証明など)の提出を求められる場合もあるとかないとか・・・。それを考えると私は単にラッキーだっただけかもしれませんね。

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