コロナ禍での収入減の不安や雇用への懸念、そしてリモートワークの導入が普及してきたことに伴い、副業を解禁する企業も増えてきています。
そんな中でよく知られるようになってきたのが、Webライターという仕事。
空いた時間で好きな場所から働けるという、自由度の高い働き方は非常に魅力です。
しかし、いざWebライターとして仕事を始めよう!と思い立っても、
PCとネット環境があればWebライターとして仕事ができるって聞いたけど、ぶっちゃけどうやってWebライターの仕事を探せばいいのかわからん!
という疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
今回は、実際に海外在住・未経験からWebライターとして働き始めた私が、どのようにして仕事を見つけ、継続してきたのか、そしてどれくらい稼いでいたのか、リアルな体験をもとにお話しします!
時間と場所を選ばず働ける!Webライターとは?
Webライターとは、ざっくりいうとWeb上の媒体に掲載する記事を執筆する人のことです。つまり、SNSやWebサイトといった、私たちが普段インターネット上で目にする記事や文章の執筆に携わる仕事です。
受注から納品までの流れがオンライン上で全て完結することから、空いている時間に好きな場所から仕事をすることが可能で、副業にはぴったりといえます。
私自身、オーストラリアに移住してきてからWebライターという働き方に出会い、仕事をスタートさせました。海外在住とはいえ、クライアントは日本の企業の方ですし、もちろん報酬も日本円で支払われます。
最近では、日本国内や世界中を旅しながら、Webライターとして生計を立てている方も多くいらっしゃいますよね。
未経験から始めた私がどれくらい稼げたのか?
Webライターとして毎月かなりの額を稼いでいる方がいるのも事実ですが、正直、みんながみんなそうではないと思います。
私がWebライターとして働き始めた当時は、オーストラリアで語学学校に通っており、また現地で仕事もしていたので、ライター業に割ける時間はあまりありませんでした。
しかも初心者だったこともあり、文字単価もかなり低め。
そんな私が実際に稼いでいたリアルな金額は、どれくらいだったのでしょうか。
平均で月に1万円~3万円程度
実際に私がWebライターとして働いていた期間は約一年弱と短いのですが、その間だいたい月に1万円~多い時で3万円程度を稼いでいました。
メインはキュレーションサイトといわれる、いわゆるまとめ記事での執筆だったのですが、3000文字~5000文字のボリュームで、文字単価はだいたい0.3円~0.8円。
ブログ記事も執筆していたのですが、そちらでは最終的に文字単価1.5円程度まで上げていただき、毎月10本~20本を納品していました。
Webライターとして働き始めた最初の月は継続案件などはもちろんなかったので、口コミやレビュー記事などを数多くこなし、なんだか割に合わないなぁ、と感じることもしばしば。
また、継続して案件を受注できるようになってからも、慣れないうちは一記事に丸一日を費やしてしまい、時給換算すると100円を切る、なんてこともありました。
私の目標は月に2万円をWebライターとして稼ぐことだったのですが、自分の執筆ペースが分かってきてからは、「2万円稼ぐためには今月〇本の記事執筆が必要」と逆算して計画を立てることができ、ストレスなく取り組めるようになりました。
Webライターの始め方
ここからは、Webライターとして未経験から仕事を始めた私が、実際に踏んだ手順をご紹介します。
PCとネット環境があることが前提となりますが、それ以外でお金をかける必要はなく、すぐにスタートすることができます。
クラウドソーシングサイトに登録
各Webメディアや求人サイトを確認して、ライターを募集しているかチェックする方法もありますが、個人的にはクラウドソーシングサイトに登録して仕事を探すのが、一番簡単な方法だと思います。
クラウドソーシングサイトだと、未経験OKの案件も数多くありハードルもそんなに高くないので、特に初心者の方にはおすすめです。
私もランサーズとクラウドワークスの二つのサイトに登録しました。
大切なのは、プロフィールをしっかり書き込むこと。これまでの自身の職務経歴など、武器になりそうな情報は可能な限り書いてアピールするようにしましょう。
私自身は、金融関係の企業に勤めていたこと、海外在住であることをプロフィール欄に明記し、結果的に、金融関連や留学関連のライティング案件を多く受注することができました。
私が主に利用していたクラウドワークスへは、こちらからどうぞ!
まずはタスク形式の案件をこなす
クラウドソーシングサイトに登録が完了したら、早速仕事を探しましょう。
いざサイト内で仕事探しを始めると、「タスク形式」と「プロジェクト形式」があることに気づくと思います。
まずは単価が安くても簡単な、タスク形式の案件で実績を作るのがおすすめです。
プロジェクト形式の中にはとても魅力的な案件が多くありますが、初心者の何も実績がない段階で、やみくもにそのような案件に応募しても、受注するのはとても難しく、応募しては選考で落とされを繰り返して、無駄な時間だけが過ぎていく・・・ということにもなりかねません。
実際私も何度も選考に落ちました・・・
そこで、まずはタスク形式の案件をこなしていき、地道に実績を作っていくことが大切になるわけです。
タスク形式の案件は単発の仕事になるのですが、選考なしで誰でも参加することができ、口コミやレビュー、アンケートなどの簡単な内容が多いのが特徴です。
文章も短めでOKの場合が多いので、すぐに仕事を終えることができますし、また多くのジャンルがあるので自分にとって書きやすいものを見つけることもできます。
タスク形式でライティングに慣れたら、プロジェクト形式の案件に応募してみる
タスク形式の案件をいくつかこなして、ライティングにも慣れてきたら、いよいよプロジェクト形式の案件に応募してみましょう。
プロジェクト形式の案件は、タスク形式とは違って単価も高くなり、うまくいけば今後継続的な仕事につながる可能性もあります。
プロジェクト案件は選考のためのテスト記事があったりするので、実際にクライアントから仕事を受注するのは簡単ではありません。また、文字数が多いだけでなく記事内容が専門的だったり、案件によっては記事の書き方も細かく指定されることもあるので、最初のうちは難しく感じるかもしれません。
私は、納品した記事のチェックで引っ掛かり、修正を依頼されることが何度もありました・・・
ただ、ここで経験を積むことでライティングの知識やスキルは格段に上がりますし、それは今後の仕事や収入につながります。
ひたすら繰り返して継続
プロジェクト案件を受注できるようになったら、あとは継続して依頼してくれるクライアントを大切にしながら、新たなプロジェクト案件に応募するということを繰り返します。
自分の時間的余裕や、請け負っている仕事の納期などを確認しながら、受注が安定するまで頑張りましょう。
私は、目標金額は月2万円とそんなに多くなかったことから、割と早い段階で、新たなプロジェクト案件に応募しなくとも、既存のクライアントからの案件だけで目標金額を安定して稼ぐことができるようになりました。
Webライターの始め方まとめ
Webライターを未経験からスタートした私が、どうのように仕事を受注し、実際にどれくらい稼いでいたのかについてお話してきました。
私が仕事を受注するまでにたどった手順を簡単にまとめると、下記のような流れになります。
- クラウドソーシングサイトに登録し、プロフィールを充実させる
- タスク形式の案件をこなして、実績を作る
- プロジェクト形式の案件に応募する
- 既存の仕事やリソースを考えながら、案件数が安定するまでプロジェクト案件に応募を繰り返す
Webライターとして活動していた期間は約一年弱と短いことや、学校や仕事との兼ね合いで必要最低限の時間しかライター業に時間を割けなかったことなどから、私自身はまさにお小遣い程度しか稼ぐことはできませんでしたが、それでも目標は達成できていたので満足しています。
初心者でも、スキルがなくても、クラウドソーシングサイトに登録していくつか案件をこなせば、もう立派なWebライター!
ネット環境とPCさえあればすぐに始めることができるので、Webライターとして仕事をしてみたいと考えている方は、早速スタートしてみてください!
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